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落ちた

どうやら若手俳優とバンドマンが好きらしいです

大好きだった貴方へ

 

 

もともと若手俳優ネタでやっていこうと思っていたんですが、ここにきて以前追いかけていたバンドマンとなんとかけじめをつける機会ができたので、書きます。

手紙には書きたいけどかけない、なので、もし届いていたらどうしようかな。それはないか。ははは。

 

 

 

あした、わたしが6年前に出会ったバンドが、8年間のインディーズを経て、メジャーデビューします。すごいことだ。いつか、ゆっくりでいいから、彼らのペースで、なんて思っていたことが、やっと、ついに現実になるんだ。

 

でもわたしにはそれを素直に喜べない理由がある。

バンドマンさんは、2つの名義を持って別のジャンルで音楽をやっている人だ。

今度メジャーに行く名義をK、もう片方をNとする。

わたしはもともとNの音楽が好きで、Nがやっていたバンドが好きだった。そもそもNはあくまで趣味程度の活動で、本来はKとしてが本業。つまりNのバンドは副業的な感じ。なので、決してライブ回数は多くない。でもわたしはNのバンドがライブをやれば必ず最前ドセンにいるタイプのファンだった。Nから認知もされていたし、N以外のメンバーからも認知されていた。(サイン頼んだら名乗ってないのに名前書かれたので、これは間違いない)

 

まあ、Nのバンドはここ三年くらい、年に1回か2回やればいい方だった。メンバー全員がそれぞれ本業を持ち、サラリーマンだったりプロのスタジオミュージシャンだったり、院生だったり、超大手レーベルから世界的にゴリゴリ売り出され中のバンドマンだったり。いろいろ。本当にそれぞれ別の生活のあるバンドだったから、滅多に予定が合わないし、だから当然ライブ回数も少なかった。でも好きだから寂しかったけれど苦じゃなかった。

 

NとKのバンドは確実に方向性や作り出す音が違って、わたしにとってはNのバンドの方が好きだった。

ある日Kのバンドがメジャーデビューのおしらせをした。うれしかった。わたしはどちらにしてもこの人が好きだったし、Kと仲良いバンドマン達がどんどんメジャーに行く中でこうして地道に活動をしていたのを知っていたし、メジャーにいくのは素直にうれしかった。

 

でも、ある日のライブあと、友人のツイートに目を見張った。

Kが、Nのバンドで音源を出していた曲を、Kのバンドでやったんだっていうことだった。

 

なんだかもやもやした。どっちも好きだし、別にKとNが同じ人だっていうのはもう6年前彼を知ったときからわかっていた。

でも、なんか、受けいれられなかった。

 

そんな長い前提の上で、これからの独白を読んでもらいたい。

 

昨日の夜に久々にKのライブにいくかってなったので勢いで手紙書いて、あ、久しぶりだなーなんて思っていたら言いたいことがわんさかわいてきて、書きながら涙が出てきて、わたしにとってこの6年はきっと人生で一番特別な時間だったんだなって思った。だからこそ、いまの自分のスタンスが辛い。

 

「あなたが望んだことならば、諸手をあげて祝いましょう!」そう歌ったのはあなただった。今度はわたしがそれを伝える番だ。あなたに呑み込まれたあなたを、わたしはいつまでも愛していよう。さようなら、そしてこんにちは。また会えたね、そう言えるように、あなたを愛したい。

 

まあ、呑み込まれたなんてわたしが勝手に思っているだけなのだけれど。勝手な思い込みでしかないし、あなたからしたら今でも別なのかもしれない。それでも今までよりもずっと表に出なくなるのはわかっている。だから、わたしが愛していたあなたを呑み込んだあなたを、わたしは愛したい。

 

呑み込んだあなたも。呑み込まれたあなたも。わたしにとってどっちも大切なんだっていうことは、この一ヶ月考えてわかったこと。結論なんかこんな単純で、だからこそ理解したくなくて。でもなんだか、会って伝えてしまえばきっと楽になれそうだと思ったから、今週末、会いに行こうと思った。

 

髪が短くなったわたしを見てどんな顔をするかな。もうわたしの顔なんか覚えてないかな。それでもいい、それでもいいから、かわりにわたしはあなたを覚えているから、だからもっとわたしのことを夢中にさせてほしい。夢中にさせられないならもう追いかけるのはやめる。結論は、やっぱり実にシンプルだ。

 

いまの推しは、髪が長かったわたしを知らないよ。でもあなたは、髪が長かったわたしを、よく知ってくれていた。わたしにとって本当に特別な存在だった。リア恋とかじゃないんだよ、ただただあなたが歌っているのが嬉しくて、あなたのことが好きな人が、こんなにいるんだって伝えたくて会いに行っていた。

 

だから、それを、またあなたに伝えようと思う。

わたしのことを、夢中にさせてください。夢中になれなかったら、そのときはそのときだ。

 

 

大好きだったあなたへ。

大好きなあなたへ。